翻訳家になるにはいったい何の力が必要なの?

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翻訳というのは当たり前なのですが例えば英語の場合だと和訳の場合「英語を日本語にする」、英訳の場合「日本語を英語にする」ということでよくよく考えてみると「日本語」を必ず使うということに気づきます。

浅野正憲

「日本語力」というのを翻訳家は軽視がしがちなんですよね

ですので、翻訳をする際にはこの「日本語力」が非常に重要なんです。

なぜ日本語力が必要なのか

先ほども言ったように、「英語を日本語にする」「日本語を英語にする」ということで、英語だけでなく日本語も鍛えていく必要があるということをお話しました。

ただし、日本語を使うから「日本語力」が大切であるということだけではありません。

 

浅野正憲

では、本当に必要な「日本語力」とは何だと思いますか?

 

「語彙力」でしょうか?

もちろん語彙力も大切ではあります。

ですが、もっと大切なことは、「知識」と「コミュニケーション力」です。

「知識」がなければ、そもそも文章の内容も理解できませんし、人に説明をするには人と話す際に「コミュニケーション」を取ることが必要になります。

語彙力というのは、知識の中に含まれますが、知識の中の一部と思って聞いてください。いくら難しい言葉を知っていたとしても、それを説明できなければ意味ないですよね。

知識の積み立てが大切

できるだけたくさんのきちんと書かれた文章の本を読むようにしましょう。

きちんと書かれた文章の本を多読し、文章の構成がしっかりと成り立つようになれば、翻訳家として文章を書く際にもすごく役立ってきます。

日本語でしっかりとした文章を書けるようにしなければ、どんなに長い文章を翻訳したとしても無意味ですし、それを提出しようものなら、二度とその会社から依頼されることは無くなると思った方が、いいと思います。

人との会話が成り立つようにコミュニケーションを取る

意外と忘れられがちなんですが、母国語で会話ができているからコミュニケーションが取れていると思っていませんか?

もちろん、雑談している分にはいいかもしれませんが、これがプレゼンなどになってくると、途端に話がよくわからなくなっている人を見かけます。

何かを話すときは、しっかりとした言葉で話をすることを意識しないと、相手には絶対に伝わりません。

現在の日本語力に気付く

まず、「特許翻訳家になりたい」という方で「まだ明細書を読んだことがない」という方がいたら「Google Patent」などで無料で日本語や英語の明細書が読めるので読んで欲しいです。

例えば、日本語の接着剤関連の明細書を読んで意味がわかるかどうか試しに読んでみて下さい。

http://www.google.com/patents/WO2013105582A1?cl=ja

おそらく初めて明細書を読んだ方は「日本語なのに何を書いてるのか分からない」「意味不明」と思われたのではないかと思います。

なぜこんな話をするのかというとそもそも「日本語で理解できないものを英語で理解できるはずがない」ということです。

浅野正憲

当たり前ですが、「日本語で理解できない」なら、まず英語がどうこう言う前に「日本語力を鍛えないといけない」というのは明らかです

 

ですが、多くの翻訳家の方や翻訳家になりたいという方はこの「日本語力」というのを軽視しているというように思えます。

「英語が好きだから英語を勉強して翻訳家になろう」と考えている人は多いのですが、「翻訳家になるために日本語力を鍛えよう」と意識している翻訳家、翻訳家志望の方は非常に少ないのではないかと思います。

日本語力を鍛えるためには

この「日本語力を鍛える」ためにおすすめしているのが法律関係の本、「民法案内」(ここを押すとAmazonのページに飛びます)を読むことです。

僕も「民法案内」の第1巻「私法の道しるべ」を読んだからわかるのですが、明らかに日本語力が上がって勉強を始めた頃からすると「明細書を読むことが前ほど苦痛じゃなくなった」というのを実感しています。

そもそも、特許明細書というのは「法律文書」という側面もあるため結構固い表現で書かれており、特に請求項はまさに法律の色が色濃く出ています。

ですので、この「法律書を読む」というのは「日本語力を高める」というのと「法文書に慣れる」という二重の側面で特許翻訳の業務に必要な力を養ってくれる。

浅野正憲

書き込んだり線を引いたりして使い込みながら読んでいくと良いです

法律の知識もつきますし、何より「日本語力」が強化されるのを実感すると思います。

まとめ

まず、「翻訳」の業務では必ず「日本語力」が必要であるにもかかわらず、翻訳家は「日本語力を軽視しがち」であるということに気づいて欲しいのです。

そして、「日本語力」を鍛えれば、特に特許明細書など固い表現の翻訳の場合、業務をする上で非常に役立つ。

「日本語力」を鍛えないと日本語の明細書すら読めないので、日本語力の大切さを今一度確認してほしいです。

日本語で理解できないものは英語でも理解できるはずがない」ので、翻訳家として働くなら「日本語力」を軽視せずに鍛えていって欲しい。

その「日本語力」を鍛える際に「民法案内」などの法律書を読むとよいです。

堅苦しくて読みづらい読みづらい文章ですが、どうしても難しいようなら、もう少し簡単な文章を読むところから始めてみましょう。

特許翻訳家として働いていく以上、それ相応の文章を読んだり書いたりしなければいけませんので、最終的にはこのくらいの本を読めるようになれば、翻訳家としてちゃんとした文章が書けるようにもなり、様々な企業から信頼もされるようになるのではないでしょうか。

 

 

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