翻訳をするならどの分野がいいの?僕のやってきた分野から紹介します

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実際、翻訳の分野には、様々な分野があり、どの分野から取り掛かっていいか分からず、難しく感じてしまうところもあると思います。

なので、最近産業翻訳の仕事をすることが多いのと、特許翻訳と産業翻訳の仕事両方を経験してみて、両方に良い面と悪い面があることに気づいたので、思ったことを簡単に書いていこうと思います。

浅野正憲

皆さんはどっちの方が合っていそうですか?

特許翻訳について

特許翻訳とは、特許文書の翻訳のことです。

特許文書というのは、他にもありますが、発明したものの特許を取るために特許庁に提出する文書のことです。

特許翻訳のメリットとしては、繰り返しの表現が多いのでtradosなどのソフトを使えば、レバレッジが効いて稼ぎやすいです。

ですが、特許翻訳の仕事をしてみて問題に感じたことがあります。

それは「原文(訳す文)が破綻していることがある」ということです。

大企業の知財部などが書いた特許明細書などならともかく、個人の方が発明して自分で書いたような特許明細書の翻訳とかですと、読んでいてよくわからない文章が出てきます。

浅野正憲

これ書いた本人も意味わかってないんじゃないの?と思ってしまうことがあります

それをコメント付きで返さなければならないのですが、おそらく書いた本人ですら何を書いてるのかわかっていない文章なので、翻訳者が「その文章のここを間違ってます」とか指摘するのはかなり難しい作業なのです。

翻訳以外のこうした「コメントを返す」とか「原文のミスを指摘する」という作業にかなりの時間と労力を奪われるのが特許翻訳で苦労する点です。

そして、一つ一つの仕事が納期が長く分量が多いため、2つ以上の仕事を並行してやるというのはかなり難しいと思われます。

さらに、特許翻訳をするとなると、化学や物理、法律などと言った専門的な事項に関しても勉強していかなければならないので、本格的に始動していくとなると、2~3年は必要になってきてしまいます。特に化学からは逃げられません。

産業翻訳について

産業翻訳とは、一般企業で発生する翻訳の需要のことです。これをビジネス翻訳とも言います。

産業翻訳は、特許翻訳に比べて、繰り返しの表現が少ないのでtradosなどのソフトを使っても、あまりレバレッジが効かないという難点があります。なので、より多くの検索時間を必要とします。

ですが、特許翻訳と違って企業が自社の製品の看板を背負って書いたマニュアルなどの翻訳のため「原文(訳す文)が破綻していることがほぼない」ということです。

つまり、ほとんど書いてある英語を信用して訳していけば良いため「コメントを返す」とか「原文のミスを指摘する」という作業が(僕が今まで経験したところによると)不要。

特許翻訳の方でも大企業が書いた明細書などはミスなども少ないのですが、やはり産業翻訳に比べたら大企業の明細書でもミスはかなりあります。

浅野正憲

「あら探ししながら翻訳しなくてよい」のが産業翻訳の最大のメリットかもしれません

あと特許翻訳ができる方なら産業翻訳はほぼ間違いなくできますし、産業翻訳は納期が早く、分量の少ない案件も結構あるので「特許翻訳の仕事1件と並行しながら産業翻訳の仕事をやる」ということも可能かと思います。

両者のメリット・デメリット

以下のように簡単に表を作ってみました。

  メリット デメリット
特許翻訳
  • レバレッジが効く(繰り返しの表現が多い)
  • 1回当たりの仕事量(ワード数)が多い場合が多い
  • 原文(英語、日本語)が破綻していることがある
  • 納期が長いものが多いので2つの仕事を並行したりしにくい
  • 専門的な知識が必要なので、始動するのに2~3年かかる
産業翻訳
  • 原文(英語、日本語)にほぼミスや破綻がない
  • 納期が短いものが多いので早くに稼ぎたい分だけ稼げる
  • レバレッジが効かない(繰り返しの表現が少ない)
  • 一回当たりの仕事量(ワード数)が少ない場合が多い

浅野正憲

単語の繰り返しが多く仕事量が多いのは特許翻訳ですが、実際に翻訳した文章の校正が楽になるのは産業翻訳といった感じですかね

実際にやっていて特許翻訳で得た知識や単語は、産業翻訳でも活きてくるのでやってもいいとは思いますが、始めるのに時間がかかってしまうので、あまりおススメはしないですね。

まとめ

どちらの分野で仕事をするのか人によって考え方はそれぞれ出てきたのではないでしょうか。

実際、特許翻訳の方がレバレッジも利くので翻訳をしていく中で様々な単語をその中で覚えていくこともできます。

ただ、特許申請の文章ということもあり、化学や物理、法律などの専門的な分野における知識が必要。

産業翻訳の場合は、文章自体に問題はあまりないので、それなりに翻訳する分野の知識があり、特許翻訳と比較して文章の構成さえ理解できてしまえば、簡単に訳しいていくことができます。

浅野正憲

始めたばかりで実際に稼いでいくなら産業翻訳の方がいいですね

特許翻訳をやるにしても、産業翻訳をやるにしても、やはりその分野における様々な知識は必要です。

翻訳家として様々な文章を翻訳してみて自分に合ったものを選んだり、自分が本当に興味のある分野や得意分野を選んだりして稼いでいくことが一番。

本当に自分がやりやすい分野で勝負していき、産業翻訳でしっかりと知識をつけてから、特許翻訳に移行していくのもいいかもしれませんね。

 

 

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